みつばの日記

ていねいにくらす

BATMITEって何?

 

みなさんこんにちは!今日は映画館でマーベルズとゲゲゲの謎を鑑賞してきました、みつばです。

本記事では、新DCUの総監督に就任したジェームズ・ガンが定期的にイジることで有名な不思議な妖精、BATMITE(以下バットマイトと呼称)について少しお話ししようかなと思います。

 

まずバットマイトについて簡単に説明すると、5次元世界からやってきた悪戯っ子です。初登場は1959年のDetcetivecomics#267。(余談ですがDetectivecomicsは#27のバットマン初登場回以降全kindle化されて1冊100〜200円程度で読めるようになりました。10万円程度で全部読めるので、是非気になっている方は読んでみてください。)バットマンの1番のファンを自称していてバットマンのコスプレをし、「推し」であるバットマンに付き纏っては「魔法」で彼にちょっかいをかけたりイタズラをして困らせてばかりいます。5次元世界からやってきたというのは、バットマンたちがいる世界を3次元世界として彼らの世界より上位の存在、つまり私たちのようにバットマンの作品を漫画やゲームとして楽しんでいる存在というわけです。そんな存在であるバットマイトからしてみればフィクションの世界であるバットマンの作品の展開を「描き換え」たりすることは容易く、それが他のキャラクターから見れば「魔法」のように見えています。私たちがファンフィクションでキャラを絡ませたりヴィランバットマンに嗾けたりするように、普段から「ジョーカーとバットマンの世紀の対決を間近で見てみたい!」なんて理由でジョーカーを脱獄させたりして世界を混沌に陥れています。

 

このキャラクターの出身を辿ると、そもそもDCコミックスにはMr.mxyzptlkというキャラクターがいます。初登場は1944年のSuperman#30、設定はBATMITEとほとんど同じでスーパーマンの厄介な追っかけ妖精さんです。作品によってその出自は様々ですが、基本的にはバットマイトも彼と同郷の星出身とされることが多いです。ミクシーという愛称で呼ばれていて、こちらは旧ドラマスーパーマンやアローバースのドラマスーパーガール、スーパーマンTAS、それから最近だとMy adventure with supermanなどに登場していたため観たことがある方も多いのではないでしょうか。漫画だと有名どころならオールスタースーパーマンに出演していますね。バットマイトのような存在はミクシーだけではなく、大体のヒーローのMITEが存在するというふうになっていて、「MITEFALL」などの作品でその姿が確認できます。(あれが現実の話なのかは知りませんが……)最近だとnightwing#98nightwingのmite、NITEMITEが登場していました。それからLeague of supermiteみたいなものもありますね。

 

簡単な説明はここまでにして、いくつか彼が出演するおすすめの作品を紹介していきます

Batman brave and the bold  45話「恐怖のエンペラー・ジョーカー」

本作品は漫画Superman/emperor jokerを原作に、本来ならスーパーマンとミクシーによって行われる出来事をバットマンとバットマイトで再現したアニメになります。原作は日本語訳も出ていますので触れたことある方も多いのではないかと思います。最初から邪道なお薦めにはなってしまうんですが、バットマイトの力を奪い取ったジョーカーが世界を自分の思うがままに滅茶苦茶に変えてしまうというお話です。これはバットマイトの登場は勿論なんですが、メタ的なキャラクターを扱うためか本話全体が「アニメ・映像」というコンテンツへのリスペクトを詰め込んだ出来になっていて(原作もそうです)、ジョーカーの部下が無声映画時代の名優のそっくりさんだったり、ハーレイがベティちゃんみたいだったり、1930年代のout of the inkwellなどの無声アニメを中心にみられた手法を使って表現されている場所があったり、WB作品へのリスペクトなど目一杯見どころが詰め込まれていてそういう意味でもすごく面白いです。本話は日本語訳が「バットマン・アサルト・オン・アーカム」のDVDソフトに特典映像として収録されています。

【ワーナー公式】映画(ブルーレイ,DVD & 4K UHD/デジタル配信)|バットマン:アサルト・オン・アーカム

Batman brave and boldにはこの他にもバットマンとバットマイトの出会いの話である「バットマイト伝説」やバットマイトと一緒に色んなバットマン作品について学べるお話「バットマイト プレゼンツ:バットマンの奇妙な事件簿」などがありますので、バットマイト入門編として非常におすすめです(日本語訳のソフト化・配信がないのですが……) たまにカートゥーンネットワークで再放送されてるのを狙うのが1番希望のある方法というのが悲しいですね。英語で観れる方はDVDを買うと良いと思います…!一応海外からなら(VPNが海外なら)Amazon primeで視聴できたはずです。ご参考までに。

 

・「レゴ(R)スーパー・ヒーローズ:ねらわれたバットマン

この作品は少し紹介するか迷ったのですが、バットマイトが登場しています。本作品の時系列は「レゴ・バットマン・ザ・ムービー:ヒーロー大集合」の直後で、映画「レゴバットマン(2017)」などとは別の世界線です。30分程度のTVスペシャルで、前作でヒーローたちの力を借りたバットマンがどのようにしてジャスティスリーグに入ることになったのかを描き、次作映画である「レゴ(R)スーパー・ヒーローズ:クローンとのたたかい」への繋ぎでありながら脅威の完成度を誇っています。バットマイトはレゴのおもちゃも発売されていて、本場では結構人気のキャラであることが伺えますね。本作品も日本語訳はソフト化・配信ともになく、数年に一度バットマンの日などにカートゥーンネットワークで配信されるのをお祈りするだけのコンテンツです。海外版がどのDVDに収録されているのか見つけられずにいます…。情報提供求めています。

 

・電光石火バットマン/まんがバットマン

「The new adventures of batman」、邦題を「電光石火バットマン」またの名を「まんがバットマン」でもバットマイトは登場します。電光石火バットマンは一応世界線を新弱虫クルッパー、スーパーフレンズと同じくしています。バットマイトが登場する回は「The pest」などで、肌が緑色で宇宙人感が強調されています。悪戯っ子でありながらもそこそこバットマンの役には立っている印象です。そしてこの作品では彼は5次元人というよりは不思議な力を持つ宇宙人で、彼の住んでいる惑星が舞台になる回もあります。日本語版のソフト化・配信はありませんが、海外VPNでならAmazon primeやHBO MAXで、それから海外版のDVDが出ていますのでそちらを購入することでも視聴可能です。2003年に新録されているみたいなので、早くソフト化して広く見れるようにしてほしいですね…。(私はソフト化されていると勘違いしてDVDのつもりでテーマソングの入ったカセットテープを買う凡ミスをしました)

 

・Superman and Batman: World's Funnest

バットマイトとミクシーがありとあらゆる世界を滅茶苦茶にしながら追いかけっこをする話です。この2人、バットマイトはバットマンに勝って欲しい!!って思ってる厄介オタクですが、ミクシーはスーパーマンに負けて欲しい!!と思っている厄介オタクなのでちょっと噛み合わないんですよね。ありとあらゆる漫画の並行宇宙、アニメ世界、映画世界、そしてさらには現実世界までも巻き込んだはちゃめちゃな大騒動と破壊を見せてくれます。DCコミックスが好きな方ならクスリと笑える小ネタがいっぱいです。英語しかありませんがkindleで電子化されていて、1冊275円なのでお手軽に買えます。

 

 

・BATMITE誌

その名の通りバットマイトが主人公の漫画シリーズも存在します。自分勝手に3次元世界を滅茶苦茶にしすぎて3次元世界への追放刑に処されたバットマイトがなんとか5次元世界に帰るべく頑張る話となります。刑期を終えるために良いことをするんですが、その良いことが設定のわかりにくいヒーローたちの設定を「改善」していくことっていうのがまたなんとも言えず…。居候先の人間との不思議な交流が魅力の本作、各DCヒーローに迷惑をかけまくっていくため自分の好きなヒーローがいる回だけ覗いてみるのもお勧めです。kindleで電子で配信されており、英語版しかありません。基本の会話は平易なのですがセリフが入れ子構造になっているようなところが多くそこが少し読みにくいかな…と思います。他の作品などでバットマイトのことが気に入れば是非見てみてほしいです。

 

BATMAN:MITEFALL

バットマイトの故郷がピンチに陥り、バットマンに助けを求めるも気づいてもらえなかったバットマイトが頼ったのは……………という短いお話になります。こちらは英語版のみで電子書籍化もされておらず、ペーパーバッグのみです。そしてBatman brave and the boldの日本未放送分のシーズン3にこのお話と同名の最終回があります。こちらは内容は全く違うもので、「Batman brave and the bold」という番組が打ち切られる!という話で、メタネタもメタネタですがすごく面白いです…。日本での配信は無く、海外VPNAmazon primeなどでしか見れないんですが、もし視聴の機会に恵まれれば是非観てみてください。

 

その他バットマイトが登場する邦訳作品は以下です

バットマンR.I.P

→ここで出てくるバットマイトはバットマンの観ている幻覚、理性を司る擬似人格であり、バットマイト本人ではありません。(といっても本当は…がわからないのもこのキャラの魅力でもあります)

 

バットマン・テイルズ:ワンスアポンアクライム

→ダミアンが夢の中でピノキオとなって冒険をする、ウェインキノの話に出てきます。原作のピノキオの良心はクリケット、悪い心はフェローに代表されますが、本作では良心をアルフレッドのような妖精が、悪い心はバットマイトが務めます。

 

・レゴ・バットマン3 ゴッサムから宇宙へ

→レゴのゲームはみんな大名作なのでお勧めです。(一番面白いのはレゴ:スーパーヴィランズですが……)Steamの英語版では一応バットマイトもプレイアブルキャラクターになっていますが、ストーリーがしっかりあるわけではないですしロック解除しないと使えませんのでバットマイトのコンテンツとしてはお勧めはしません。日本語版ではいるかいないか確認できていないので近日中にプレイして追記しますね。この作品自体はPS4wiiU3DSそれからでもプレイ可能です。一応iOSでもプレイ可能となっていますが碌に動かないので買わないほうが良いです。(DCゲームのiOS版、全体的に動作悪いですよね)

 

その他カメオレベルでしたらThe Adventures of Batman and Robinの「氷河期計画をつぶせ!」(Deepfreez)の回やDCスーパーヒーローガールズにもいますし、アニメティーンタイタンズの「もう1人のロビン」(Fractured)の回でロビンのMITEのような少年LARRYを観ることもできます。それからDCEUのドラマ、「ピースメーカー」でもあの世界にバットマイトが存在することが仄めかされていました。

 

漫画での彼の活躍を登場から順番に読みたい場合は、1959年から1964年の間のBatman誌、DetectiveComics誌、World's Finests誌を読むのがお勧めです。World's Finests誌は全巻は電子化されていませんが、バットマイトが登場する113巻以降はkindleで電子化されています。一方でナンバリングでないBatman誌(前述のBATMAN:MITEFALLなど)は電子化されていません。英語版DCdatabaseにその時期どこに収録されていたかの話数が出版順に載っていますので、気になった回は是非購入をお薦めします。

https://dc.fandom.com/wiki/Bat-Mite_(New_Earth)

 

最後に昔描いたNITEMITEの画像だけぺたりとして終わりにします。

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それではまた次の記事で会いましょう、みなさん、健やかに〜。